11月1日より、当院の診察時に「医療DX推進体制整備加算」が計上されます。
「医療DX推進体制整備加算」とは、
医療機関が医療DXを推進するための体制を整備した場合の評価として算定できる加算となります。
※算定基準を本文末に記載いたします。
当院は、情報通信技術(ICT)の活用を促進し、医療の質向上や業務効率化を図ることで、
当院では、患者様の利便性向上になるよう、医療DXを推進整備してまいります。
【医療DXとは】
医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の主な目的は、国民が健康増進に取り組める仕組みの構築や、良質な医療・介護サービスの提供を推進することです。具体的には、次のような取り組みが行われています。
- オンライン資格確認やマイナポータル、電子カルテの活用などによる業務やシステム、データ保存の標準化
- Web問診やオンライン診療などのサービスの開発による通院の手間削減
- 医療情報が各機関で共有されることで、患者自身が説明したり、必要書類を提出したりする必要の解消
- 遠隔医療の導入による、患者が直接病院に行く必要の解消
【算定基準】
(1)オンライン請求を行っていること。
(2)オンライン資格確認を行う体制を有していること。
(3)医師が、電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診療を行う診察室、手術室又は処置室等において、
閲覧又は活用できる体制を有していること。
(4)電子処方箋を発行する体制を有していること。(経過措置 令和7年3月31日まで)
(5)電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制を有していること。(経過措置 令和7年9月30日まで)
(6)マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、実績を一定程度有していること。
(7)医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、
及び活用して診療を行うことについて、
当該保険医療機関の見やすい場所及びウェブサイト等に掲示していること。